我が家では、2人目のときに夫が4ヶ月間育休を取りました。
育休が取れるなんてありがたい!!!!…という気持ちだけではなく…
1人目育児をほぼ任せてきた夫が、『休みだから』とダラダラ過ごすんじゃないか…結局イライラの種が増えるだけじゃないか…という気持ちもあり、正直不安も大きかったです。
そんな育休前のわたしに言いたい…
『男性育休 最高!!!!!』
1.育休前の夫のスペック
〜家事〜
毎日のゴミ捨て、土曜日の皿洗いと洗濯、年2回ぐらい料理
〜育児〜
病院・健診連れて行ったことなし、離乳食ほぼあげることなし
夜帰ってきて就寝前の息子と遊ぶ程度、おむつ替え、夜勤以外のミルク対応
〜飲み会・趣味の集まり〜
週一回以上 酷い時で2人目妊娠中つわりで死んでるときも息子を置いて毎週出かける
書いていてだんだん腹が立ってきました…
こんな夫のビフォーアフターをぜひお楽しみに…
2.育休前に対策したこと
①産褥期を叩き込む
1人目は里帰り出産だったため、産褥期にほぼ会っていなかった夫は、2人目にも関わらず産褥期の知識ほぼ0でした。
だからこそ、言いました。産後は全治2ヶ月の交通事故にあったぐらいの状態とも言われている。産褥期に動くと大変なことになる。更年期が重くなって大変になるとも言われている。江戸時代なんか1ヶ月は〜うんぬんかんぬん…
嘘ではないので。
②スケジュールをでかでかと貼っておく
朝起きてから寝るまで、何時何分ごろに何をやっているのか、やる必要があるのかを紙に書いておきました。
例)
7:00 起きる
朝ごはんを考える
7:15 朝ごはんを用意する
7:30 食べさせる
薬を飲ませる
洗濯物をまわす
……
これをすることで、『次何をして欲しいんだけど…』といちいち言わなくて済むので、言われる側も言う側もストレスフリーだということ。
最初からこれ通りいかなくてもいいよ!と言っていたのでこれを参考に自由にやってくれていました。
③育休中の飲み会はやばいと伝える
冗談で私の様子を伺う系の夫が『よっしゃ〜育休中飲みに行けるぞ〜!』と言ったので、育休手当をもらって、会社のみなさんにご迷惑をかけてまでおやすみを頂いているのに、飲み会に行くのは大人としてやばいとだけ言いました。
その後、趣味の集まりに行くのを自主的にやめてくれました。
3.育休中
〜家事〜
産褥期中は、料理・洗濯・皿洗い・風呂掃除・買い物、全てやってくれました。
2ヶ月以降からは私が少しずつ手伝うようにしました。
料理は本当に初心者でしたが(ひき肉って切ってから炒める?と聞かれたときはどうしようと思った)、母乳で育てたいから栄養のあるものを…という私のわがままリクエストにも応えてくれました… (味噌汁に野菜たくさん入れてくれた)
こうやって書いていると感謝でいっぱいです。
〜育児〜
イヤイヤ期入りたての上の子を毎日公園に連れて行ってくれて、たくさん遊んでくれました。赤ちゃん返りが見られなかったのも、パパのお陰です。
下の子は母乳で育てたかったので夜勤はお願いしませんでした。まだ寝ている時間も多かったので下の子は私、上の子はパパで分担しました。
〜飲み会〜
0でした。頑張ってくれていたので私から少し飲みに行ったら?と声をかけて、相談して月一回お互い自由に出かける日を設けました。
4.育休後の夫
育休を取得してから1年が経った夫の現在です。
育休後は定時退勤を目指し、早く帰ってくれるようになりました。
毎日洗濯物を担当してくれることになりました。
毎日下の子の夜の離乳食を準備して、あげてくれます。
趣味の集まりは行かず、月一回お互いにお出かけを継続しています。
忙しいときに料理を代わってくれたり、休日ご飯を作ってくれる回数がかなり増えました。
母乳栄養を考えるうちに、自身の健康への意識も高まり海藻や納豆を毎日準備してくれるようになりました。
5.おわりに
男性育休は私たち家族にとって非常にいい機会になりました。お互いの大変さは、やってみないと分からないのだと思いました。
会社の皆さまにはご迷惑をおかけしましたが、本当に夫の育休をいただけて良かったです。先輩ママたちが、社会が、男性も育休をという流れを作ってくれたこと、そして夫に感謝しています。
これから育休に入られる男性の方はぜひ、『子育てアフロ田中』をご一読ください。心からおすすめします。